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「剣道が好きな人が集まれ!」の製作意図について
私の剣道論 (剣道が好きな理由など)について
皆さんの剣道論について(剣好き!アンケート結果)

「剣道が好きな人集まれ!」の製作意図について

Have a nice 「KENDO」!! 〜見るのも、やるのも「いい」剣道へ〜

見るのも、やるのも「いい」剣道…

伝統や礼儀などの価値観が好きで、見たりやったりする剣道も「剣道」
ただ防具や道着の美しさが好きで、見たりやったりする剣道も「剣道」
ただ竹刀を振る気持良さが好きで、見たりやったりする剣道も「剣道」

…そんな何かの点で剣道を「いい」と思って、剣道を続けたり、興味をお持ちになられているかと思います。

でも、剣道を稽古していたり、見学・観戦していたり、興味がある皆さん、剣道に対して「いい」気持ちをお持ちですか?

・・・

この「剣道が好きな人集まれ!」では、

・剣道をやっていると、気分が落ちついて好きです。
・剣道をやると、普段のいやなことが忘れられるんです。
・なんとなく剣道をやりつづけているけど、好きなんです。
・剣道をやっている人を見ていると、カッコよく見えて好き!
・好きな人が剣道部にいるの…。

…等々、剣道が好きな「いい」思いのあなたなら、些細なことでも構いませんので、掲示板にどんどん投稿して下さい。そして、自分自身が、そして書き込みを見た・読んでくれた他の人が一人でも多く剣道を好きになれるようになりましょう(^^) …そんな気持ちで開設しています。

また、

・剣道に興味があるのだけど…
・剣道を再び始めたいけれども…
・剣道を好きになりたいんだけど…
・私の稽古での不平不満を聞いて!
・私がやっている他の武道の話を聞いて! (柔道・弓道・合気道・等々…)

 …等々、剣道を「いい」と思いたい、願いたい、応援したいと思うあなたなら、私も含め剣道をやる皆様の問題解決のために掲示板へ些細なことでも構いませんので、どんどん投稿したり、サイト内をどんどん見て参考にしてください。

 それに付け加え、低迷を続けている武道、その中でも剣道は臭い、重い、辛いなど、一般的にHPや掲示板などのネット上でもマイナスイメージをもたれています。

 そこで、「見るのも、やるのも『いい』剣道」をスローガンにし、剣道の輪を少しづつ広げようと考えています。
 大きな目標として、以下の2つをあげたいと思います。

1.剣道の良さを1人でも多く知ってもらうこと。 

2.剣道を行っている、行おうとする人の交流を図ること。

 いつも剣道で言われること、「剣道は(匂いが)くさい」
…剣道の性質上、それは避けられない問題かとおもいます。 でも、この匂いの問題ばかりをクローズアップして、

剣道は(匂いが)くさい
=あんな匂いがするスポーツなんて他にあまりない
=あんなのスポーツではない!
=不潔だ!
=だから剣道はダメだ!

という図式となっているような現状が多少なかれあります。

 たしかに臭さの問題はあります。しかしそんな状況でも他のスポーツ・武道より剣道を選んでいる人は様々な理由があるものの、確かにこの世の中には存在はしているのです。

 その選んだ理由含め「剣道の魅力」を人に少しでも知ってもらうことが非常に大切なこととおもいます。

 また、少子化・他のスポーツの人気でも剣道人口は減っていますが、剣道は礼儀正しくなる、背筋がピンとなる、心身が引き締まるなどの効果で、一生続ける人も多いのも事実です。試合でも、必ずしも若いから勝つ、体力があるから勝つ、背が高いから勝つ、というものでもない。
…きっとこのあたりに剣道の隠された魅力、また引退のない、生涯スポーツとしての魅力があると思います。

 だから、それらの理由を皆様から募りつつ、同時にそのような意見を集約して、剣道の良さを1人でも多く知ってもらうことが目標です。

 また様々な写真やお話を掲載し、様々な面から剣道を知ってもらいたいと思っております。

 これらを通じて剣道が好きな方、好きになりたい方、願いたい方、応援したい方、のためのサイトと して展開し、1人でも多くの剣道愛好者が増えるようなサイトをめざしたいと思っております。

 皆様ご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

HP開設という小さな努力ですが、
「見るのも、やるのも『いい』剣道」
を普及したくて、そして剣道の輪を少しづつ広げたいと思います。


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第1章 剣道私論 
第2章 なぜ好きなのか
第3章 剣道を知ってもらうこと 
第4章 剣道が強いということ
第5章 「五つの心」と「什の掟」
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剣道私論(勝手論ですが…)

1.剣道は美しい(剣道芸術論)

 剣道は、その防具の美しさ(面の格子や、胴・垂れの色や曲線)や剣道着の色と直線美、そのトータルの機能美がすばらしいと思います。

2.剣道は凛々しい(剣道の名言集)

 剣道の理念や、「正々堂々」などの言葉は、剣道をやる者に、気合を入れ、心を「凛」とさせる言葉です。
(いわえる剣道の道徳観って言うものかな?)

3.剣道は楽しい(剣道・一生趣味論)

少子化・他のスポーツの人気で剣道人口が減ってきていますが、剣道は礼儀正しくなる、背筋がピンとなる、心身が引き締まるなどの効果で、一生続ける人が多いらしいです。でも、他に武道はいろいろあるけれど、なぜ剣道なのか? きっとそれは、老若何如それぞれの剣道があり、
 ・二十代には二十代の若さの剣道
 ・三十代には三十代の勢いの剣道
 ・四十代には四十代の熟年の剣道、

…とそれなり年代を重ねても一つ道場で、剣を交えると決して あなどれません。まして試合とて、必ずしも若いら勝つ、体力があるから勝つ、背が高いから勝つ、というものでもない。…きっとそのへんに剣道の隠された魅力、また引退のない、趣味的生涯スポーツとての魅力があると思います。


なぜ剣道が好きなのか

 もう少し詳しく剣道が好きな理由を考えますと…私自身、「何が?」と考えたときに…よくわからないんですね(^^)  でも、剣道の何が好きなのかわかりませんが、とにかく好きで剣道を続けているのです! (それでは駄目でしょうか…?)

 現時点では多分、道着や防具、そして剣道自体の武道の芸術性と、稽古する仲間との楽しいひと時、そしてストレス解消っていうんでしょうか?そういうものの楽しみが多いような気がします。 技や芸といわれるものは、何でもそうなのですが、やればやるだけできるようになる。そして、自分が望む限りどんどん先がある。 また、技や芸というのは師匠がいて、弟子がいて、師匠が人間的に魅力があって、兄弟、姉妹、弟子はいろいろな個性のある方がいて、剣道含め、武道界では、まだまだ下のほうですが、人生では大先輩みたいな方がいたりして、私より後輩の技を見れば、だれが教えたのか見ただけで解かる(…らしい)

 だから、これはいいかげんなことはできないなぁ、と稽古の時に緊張する(^^; 同じ技ができているのを見ても、てこずらせてくれた後輩などがなぜかかわいい…って(変な意味ではありません)

 技の難しさや寒稽古などでの様々な厳しさは溜め息が出るほどいやなものですが、稽古の時は、集中してしまうのか、なぜかそれほど苦にならない。ふと忘れてしまう。そして、楽しさが生まれる。

 …で、結局は「剣道が好きだー!」と言うことになるような気がします。
 「気がします」と言うのもいいかげんだな、と思うかもしれませんが、「その気」だけでも剣道が好きです(^^。


剣道を知ってもらうこと

 でも、どうして剣道をやる気になったのか?そして好きになったのでしょうね?

 それは置いておいて、剣道となると、いつも出てくる言葉、そして根本的(?)問題…

 「剣道は(匂いが)くさい」

 …剣道の性質上、それは避けられない問題かとおもいます。 でも、この匂いの問題をクローズアップして
 剣道はくさい
 =あんな匂いがするスポーツなんて他にあまりない
 =あんなのスポーツではない
 =だから剣道はダメだ

という図式となってしまうのもいかがなものかと思いますし、それを否定してこなかった現状があるのも事実です。

 現在、防具のクリーニングや、様々な手入れなどによって多少解決しつつあるものの、現実にはやはり臭さの問題はあります。日本の伝統的スポーツという原点(→悪いわけではないですが、客観的には海外のスポーツってさわやかなイメージがあるように思える…)はもとより、剣道特有の「くさい」という情報が世間一般どころか、インターネット上でも剣道をやっていると思われる人が流しているんです。

 約13年前、そんなマイナスな情報ばかりでうんざりしていた私が
「その話はわかる(事実のはなしだなぁ…)。だけど、なんかそれを超えるプラスの情報をなぜ言わないのはなぜ?」
 とおもい、掲示板から始めたのがこのサイトなんです。

 また、他のスポーツ・武道より剣道を選んでいる人は様々な理由により、確かにこの世の中には存在はしているんです。その選んだ理由含め「剣道の魅力」を人に少しでも知ってもらうこと、 伝統云々よりそういうことが(別に剣道に限りませんが)非常に大切なんですね。

 だから、単に剣道を薦めたり、「やれ!」「やってみろ!」と親の立場などから強制しても、それではやり始めてもすぐにやめてしまうのではないのでしょうか?

 偉そうに言わせていただきましたが、私はそう思っています。

 まあ、剣道の人口を増させた「六三四の剣」(柔道では「帯をギュッとね!」かな? ←結構これも同じ武道漫画で好きなんですけどね)などの漫画みたいな情報が出てくれば良いんですけど…


剣道が強いということ

 また、個人的にはあまり剣道に関して強弱をつけることはしたくないのですが、最近では「剣道が強い」とは一体どういうことだろう?と考えてしまいます。

 剣道が強い…普通そう聞けば「負け知らずの人」とか「秒殺する人」とか「段級が高い人」とかを指すと思います。または、「名門校」「優勝校」「全国何位」のような学校(剣道部)に通っている人と思います。 しかし、それらの人に単純にイコール(=)を付けて「剣道が強い人」とはいえないと思うんですよ。

  もちろん(どんな大会でも)勝ったり、優勝するのには、大切なことですし、勝つこと自体大人も子供も関係なく大変です。技を鍛錬しなくてはなりません。でも、それは「剣道が強い」ではなく「剣術が強い」になっているのではないか?
…と思うんです。

 冷たい(ドライな)考え方で「結果が絶対」とお考えの方は、それが「剣道が強い」と言うこととお考えでしょう。でも「剣術が強い」ではなく「剣道が強い」というのは、たとえば、「好きだと言っていた剣道を辞めたくなった」状況を自分自身で乗り切 って優勝する「悔しさを知ったし負けん気もつよくなって精神力がついて、で強くなれた」
…そんな方々かと思うんです。

 剣道は本当に自分との闘いです。試合場に立ってしまえば自分を助けるのは自分しかいません。そのような状況で勝つことはもとより、負けても、ブランクがあったとしても「剣道を続けていくこと」…そんな技術的にも精神的にもトータルバランスで優れた強さを持つ人を「剣道が強い」と思うんです。

 長く、そして好きな気持ちで剣道を行なっていくこと…それは、本当のあなた自身の技術面・精神面の強い面・弱い面をみて、ステップアップすること、そしてそれが真の「剣道が強い人」かと思います。

理想論かもしれませんが…。


「五つの心」 と 「什の掟」「薩摩の教え」

 最後に剣道とは関係ないかも知れませんが、高校時代の恩師の先生と、最近お世話になっている病院の理事長先生から拝借したことば「五つの心」を掲載致します。

「五つの心」

 一、ありがとういう感謝の心

 一、すいませんという反省の心

 一、させていただきますという奉仕の心

 一、ハイという素直な心

 一、おかげさまでという謙虚な心

もう一つ。
会津藩の藩校、日新館(にっしんかん)で教えられていた「什の掟」を掲載致します。
(※「什」とは、会津藩における藩士の子弟を教育する組織のこと。)

「什の掟」

 一、年長者の言うことに背いてはなりませぬ

 二、年長者には御辞儀をしなければなりませぬ

 三、虚言をいふ事はなりませぬ

 四、卑怯な振舞をしてはなりませぬ

 五、弱い者をいぢめてはなりませぬ

 六、戸外で物を食べてはなりませぬ

 七、戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ

…ならぬことはならぬものです

 一部(六、七、など)は現代では相まみえないかもしれませんが、その他について(四、五、など)は今日でも相通じるものがあります。
 薩摩藩でも、郷中(ごじゅう※)教育において、「什の掟」に似た「薩摩の教え」というものがあります。
(※「郷中」とは、薩摩藩における藩士の子弟を教育する組織(単位)のこと。)

「薩摩の教え」

 負けるな

 うそを言うな

 弱い者をいじめるな

「勝つことではない。負けないことが大切」という教えがありますが、残り二項目については、会津藩と同じ教えをしています…。

以上、剣道に通ずるところもあるかと思いましたので記載させて頂きました。

皆さんは、どうですか?
掲示板・メール等々でご意見お待ちしています

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